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Microcosm in bowl

日記
by hiro_surf_surf
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波紋

「凜太朗君の補助輪が外れたらしい」
噂は瞬く間に保育園の友達親の耳に入り、衝撃をあたえた。

嫁さんが保育園に迎えに行ったとき、たっ君パパに会い
「りん君 補助輪外れたらしいですね」
と聞かれたらしい。
どうやら たっ君パパにヒロ君パパからメールがきたらしい。
メール内容は
「りん君の補助輪が外れたらしいですが、
たっ君は補助輪は外れましたか?」
と。
ヒロ君ちに言ったっけ?って嫁と話してしたんだけど、
どうやらヒロ君ちは、うちの嫁さんのブログを見て知ったらしい。
(僕のブログは保育園友達には教えていない)
それを知ったヒロ君パパが、たっ君パパに連絡。

その日以来 たっ君は毎日練習を始めたらしい。
たっ君のハートに火がついた。
しかしまだまだ道のりは長いらしい。


日曜はヒロ君ちと遊んだ。
ヒロ君は保育園の友達の中でも凜太朗と共に運動神経がいい。
凜太朗の上をいく可能性を持つのはこいつだ。
この日は交通公園で自転車の練習をすることに。
やはりヒロ君パパのハートには火がついている。
ヒロ君パパはインターネットで補助輪の外し方を調べたらしい。
ヒロ君パパとママには今日中に乗れるようにしたいという思いが強く感じられる。
「凜太朗ができたのだからうちの子もできる」って気持ちだろう。
ヒロ君、さすがに運動神経はいい。
真っ直ぐ走ることは早々にできた。
が、曲がることができない。
重心移動の下地がまだできていなかったか。


パパ達の気持ち 分かります。
僕も「しゅんき君の補助輪が外れたらしい」と聞いた時、
あいつに出来たなら、うちの子も出来るはず!と思い
特訓を始めた。
さくっと一日で乗れるようになったが、
 凜太朗 「しゅんき君と遊びたい」
 僕    「まぁ待て、もしもしゅんき君が自力でスタートできるとしたらどうする?
       くやしいだろう?」
 凜太朗 「うん」
 僕    「相手の実力は知れない。
       奴と会うのは自力でスタートできるようになってからだ」
一日遡るが、土曜はついにしゅんき君と遊ぶことに。
公園で待ち合わせし、しゅんき君がふらふらと自転車で近づいてくる。
凜太朗はまだ自転車に乗らず、転がしている。(余裕の登場)
 しゅんき 「補助輪とれたんだよ」
 凜太朗  「りん君もだよ」
走り出しと同時に立ち漕ぎ。
ぶっちぎりのスピードで突き放す。
見事だぜ!


実は凜太朗に自転車買ってやった次の日から補助輪を外す仕込みは始まってしいたのです。
「補助輪の外し方」について調べたことはないが、
持論は持っており、それが証明された今、論文にまとめられるぜ

それぞれのパパに火がついた今、補助輪外し戦国時代が始まったのでした。

既に凜太朗は ギア付自転車に興味をもっている。
10段ギアが欲しいらしい。
そんなん売ってねーよ!
小学生になったら5段ギアを買ってやろう。

by hiro_surf_surf | 2009-07-12 23:23 | 日記
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